解説

昨日のT-bil、D-bil、HbA1cについて。


bilってのは、ビリルビンのこと。
このビリルビンってのには2種類あって、直接ビリルビンと間接ビリルビンがあるわけです。
んで、直接の方はDirectなのでD-bilとなるわけです。
また、間接の方はIndirectなのでまぁI-bilとかになるんですが、
検査ではこの二つをあわせて総ビリルビン(Total→T-bil)として出すわけです。
そしてT-bilとD-bilがわかってしまえば、I-bil=T-bil−D-bilで出るので、
わざわざ間接ビリルビン自体を出す必要がないというわけです。


んで、直接ビリルビンってのは、肝臓でつくられて胆嚢にたまっている、
胆汁というやつに含まれているんですよ。
なので、これが上昇してるというのは肝細胞が障害されていたり、
胆汁の通り道が詰まってるときに起こりうるわけです。


また、間接ビリルビンってのは、簡単に言えば赤血球とかが壊れる(溶血)と上昇します。
他にも、体内での生産過剰や肝臓での処理に異常があったときにも上昇しますけどね。


というわけで、これらがビリルビンについての話。
基準値としては、T-bilが1.2以下、D-bilは0.2以下ぐらい。
つまりまぁ、一般人にしては高いなというわけです。
とくにビリルビンが上昇すると、黄疸といって体のいろんなところが黄色くなります。
もしやカレーの食べすぎでなったのでh(ry
いやまずありえないけd(ry