プロ野球問題続報

どうやら同意内容がでたようですな。

  1. 来季セ・パ両リーグを計12球団に戻すことを視野に新規球団の参入資格審査を進める
  2. 新規球団の加盟料などを撤廃する
  3. 新規参入が決まった場合、分配ドラフトへの新規参入球団の参加を認め、既存球団は戦力均衡のため新規参入球団に協力する
  4. 両者でプロ野球構造改革協議会(仮称)を設け1年間をかけてドラフト改革、選手年俸の減額制限の緩和などについて協議する

http://www.asahi.com/sports/update/0923/123.html


といったところらしいです。
最大の焦点はやっぱり(1)ですな。
おそらく楽天が申請しそうだってところで、オーナー連側も態度を軟化させたんでしょう。
つまり、審査はおそらく楽天が勝ち取りそうな雰囲気ですね。
(2)の加盟料撤廃もよく勝ち取りましたね。これは大きいでしょう。
まぁもともとオーナー連側も、これはやるつもりだったみたいですけど。
それでも、完全にゼロになったことで、いわゆる改革のひとつは成し遂げられたと。
(3)は当然といえば当然ですが、これから細部を詰める必要がありますね。
戦力均衡となると、どこまでプロテクト枠を設けるかなど、
細かい問題がまだいろいろありますし。
(4)が革命軍となるってことでしょうね。
はたしてこれが、どういう人たちで構成されるのか、
どれだけ権限を認められるのかで、だいぶ違っては来ると思います。
これも、まだ詰める必要のある段階ですね。


こうやってみてみると、まぁ古田さんら選手会側はよくやったなと。
よくここまで妥協点を引き出してくれましたよ。向こうから。
スト回避も直前ではなく2日前に決まったことで、
球団・球場関係者らの対応もいくぶんか楽でしょうし。
最大の目的であった、近鉄オリックスの合併阻止は達成できなかったわけですが、
そのかわり1球団増やすことができれば、選手や球団職員らの職も確保できますしね。
とりあえず、古田さんら選手会のみなさま、
おつかれさまでした!