潰瘍性大腸炎

んじゃこれについて簡単に。
……と思ったら、このリンクされてるキーワードを参照すれば、
ほとんど書いてありましt(ry
まぁ補足でもしておきますか。


とりあえず疫学でも。
あ、ちなみに疫学ってのは、病気の傾向みたいなもんです。
たとえば、どういう人がかかりやすいとか、男女ではどっちがかかりやすいとか、
そういう統計学てきなもので病気を分析したもののことです。
ちなみに公衆衛生の分野です。


んで、潰瘍性大腸炎の年間発症率は、人口10万人あたり0.3〜0.5人。
つまり、めったにない病気ってことですけどね。
だから、心配しすぎは無用ってことです。
年齢的には、30歳以下の成人が発症することが多いですが、
小児や50歳以上の年齢層にも見られることはあります。


また、キーワードの方で触れられてるクローン病についても少々。
こいつも潰瘍性大腸炎と同じように、慢性的な腸管の潰瘍をきたす疾患で、
どっちの病気かってのを鑑別するには、大腸内視鏡が一番確実ですね。
大腸内視鏡ってのは、要は肛門から胃カメラみたいなのを突っ込む検査です。
まぁ胃カメラみたいなのっていっても、最近のは一昔前に比べたら随分進歩してますから、
太さもせいぜいPS2のコントローラーのケーブルぐらいですから、
あまり怖がることはないでしょう。


んで、クローン病もキーワードに書いてある内容を参照すればよいのですが、
疫学的にはこっちは人口10万人あたり約6人と、潰瘍性大腸炎よりは多いですね。
また、男女比は1.7〜2.3:1と男性にやや多く、10代後半から20代前半が一番多く、
発症するのは、15〜29歳で全患者の75%を占めます。
あー、それ考えたら潰瘍性大腸炎よりクローン病の方がありうるかも。
まぁどっちにしろ、うんと珍しい病気には変わりありませんけどね。
だから、まずないとは思いますが、念のため検査してもらっても損はないかと。
そんなところですね。


まぁ他にも何か知りたいこと等あれば、うちのわかる範囲で答えますし、
調べたりもしますので、気軽にぬるぽってくださいな。