命日

つっても飼い犬のですけどね。
8歳の誕生日に我が家にやってきた愛犬ジミー。
隙あらば小屋を逃げ出していろんなとこに脱走したものです。
そのたびに探して見つけて帰ってきました。
というのも、逃げるのはいいものの帰り方がわからなくなってしまうようで。
うちらが見つけるたびに大喜びでとびついてきたものです。
そんなジミーも晩年は後ろ足が不自由になり、やがて立てなくなりました。
それでも食欲だけは旺盛でよく食べましたな。
でもついに食欲もなくなっていき、点滴生活になってしまい、
そして昨年の12月21日早朝、亡くなりました。
享年14歳。


うちが物心ついた頃からずっと一緒だっただけに、
亡くなってしまったときのショックも大変なものでした。
たまたまその日は、東医体の引継ぎが1泊2日で行われる予定だったのですが、
無理をいって欠席させてもらいました。
あれから1年、早いものです。


ジミーが家に来て1年後に我が家にやってきた2匹目の愛犬トノ、
やつもまた、寿命が近くなってきたようです。
こいつらは同い年なのですが、なんとかジミーの1周忌まで生きることができました。
とはいえ、自力で立つのがやっと、数歩歩くのが精一杯というところです。
腎臓の数値も大変悪く、生きているのが不思議なくらいです。


今日は午前中にジミーの墓参りに行ってきました。
生き物の常であるからして、トノを連れて行かないでくれとはいいません。
ただ、トノがそちらにいったらまた仲良く遊んでくれ、と。
そして、それまでもう少し待ってくれよ、とだけ。
生者必滅、会者定離
願わくば、全てのものに幸あらんことを。