そんなわけで

見てきました。ラストサムライ
例のトムクルーズ?みたいな人が主演・監督やってるという映画です。
結論からいいますと、最高でした。
もうね、ホントにこれ純粋なガイジンが作ったのかと。
いや、実際は渡辺謙さんや真田広之さんがアドバイスしたらしいですけど。
それにしても、これはまるで黒沢映画かと見まがうようなすばらしさ。
もう泣きまくり。ボロボロ。鼻水もでまくりでベシャベシャ。
一つの映画なりドラマなりゲームなりでここまで号泣したことがあったでしょうか。
単に自分がこの手の作品に弱い、ってのもありますけどね。壬生義士伝とか。


ストーリー的には、舞台がまず1876年の日本。
1868年が明治元年なので、明治維新直後といった感じで思い浮かべてもらえればよいかと。
トムクルーズが演じるのは、米国の元軍人。
これが日本で西洋式軍隊の調練をしてほしいと連れてこられるのが始まり。
その軍隊の目的というのが、急速な西洋化に反対する豪族(大名?)の勝元を成敗すること。
この勝元を演じているのが渡辺謙というわけです。
ちなみに真田広之渡辺謙の手下一番手みたいなものです。
そういう設定さえわかっていれば、問題なく楽しめるかと。


もう殺陣も動きがあって迫力もあって文句無しだし、音楽もいいし、
なにより背景など映像面の演出が素晴らしい。
これが賞とかもらわなければ、何がもらうんだというところ。
時代劇はどうも……と思う人も、ぜひ一度見に行っていただきたい。
今日はまだ高校生とか冬休みに入ってないせいなのか、
9つ劇場がある映画館(シネコン)いっても人ほとんどいませんでしたし。
クリスマスとか年末年始は大混雑の予感。
最大級のオススメ映画です。