日本シリーズ

面白くなってまいりました。
阪神が2夜連続のサヨナラ勝ちで、これで2−2の五分になりましたよ。
今日はプラカンだったためにほとんど見てないのですが、
どうやらまた王監督が早く動きすぎてしまったようで。
どうもDHがない野球での迫力不足に目がいってしまっているのか、
攻撃面重視の選手起用をしておりますね。
しかし、攻撃面ではほぼ互角、むしろダイエーの方が有利なはずなのですから、
阪神に比べて負けてる点、つまりリリーフ陣をなんとかする野球をしなければならないと思うのですが。


それにしても阪神のリリーフ陣はいいですな。
1試合目は安藤、3試合目に吉野、そして今日はウィリアムスですよ。
こんだけいいピッチャーがそろってるのですから、先発をはやめに切り上げて後を任せる野球ができるんですよ。
それに対し、ダイエーはどうしても見劣りがするため、
先発をできるだけ引っ張る野球ってのが必要だと思うのですがねぇ。
今日とかも負けてる展開なのはわかりますが、だからこそ迫力あるダイエー打線の反撃を待つべきではないでしょうか。


投手に代打を送るというのは一種の賭けです。
成功すれば一気に勢いはつきますが、はずれれは逆に一気に意気消沈してしまいます。
おまけに、その時点で投手が代わるわけで、試合の流れはその代わった投手の調子に左右されることになります。
したがって、代打を送って例え成功しても、代わった投手が崩れてしまえばなんにもなりません。
その投手が計算できないならなおさらでしょう。


まぁ長々と書きましたが、要は福岡ドームでは阪神が本来の野球をできなかったのが、
甲子園にきたらダイエーが本来やってる野球を見失ってしまったのではないか、ということです。
阪神の場合は球場の広さと緊張感、ダイエーの場合はDHが使えないといったことが要因でしょう。
このままの勢いだと、明日もダイエーは厳しいかと。
先発は阪神が伊良部か下柳、ダイエーは斉藤が予定されてます。
流れとしてはやや阪神有利ですが、はたして斉藤が中5日のマウンドでそれを覆せるのか。
明日も楽しみです。